うつの海漂流記

2007年9月からうつ病に。3年休職して復職しましたが回復せず、早期退職。一人暮らしをやめて実家へ。

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具体策のない地方再生論議は虚しい

一時期、安倍総理はしきりに地方再生を訴えていました。
選挙が近付くとそれをほとんど口にしなくなっています。
たいした成果が上がっていないからだと推察するのですが、どうでしょうか。
もともと安倍総理の言う地方再生論は無理があったと思います。
国から具体的な施策は何も示しません。
口ではきれいごとを言っていますが要は「いいアイデアがあったら持ってこい。金は付けてやる。」ということでしょう。
霞が関の高級官僚も地方再生の策は思いつかなかったのですね。
日本には1700余りの地方自治体があります。
大都市は別として多くの中小自治体は地方再生に繋がるような資源は持っていないでしょう。
もしそういうものがあれば安倍総理に言われる前にすでにそれを生かしているはずです。
急にラッパを吹かれても踊ることはできない訳です。
私の本籍は市町村合併でとある市の一部になっていますが、もとはN村という山にはさまれた沢沿いに広がる集落でした。
本当に何もないところです。
交通の便はそれほど悪くないように見えます。
鉄道が走り、高速道路と国道、旧街道も通っています。
でも鉄道の駅は無人駅で普通列車しか止まりません。
この鉄道路線は特急と急行優先のダイアが組まれているので、普通列車は本数が少ないのです。
一度この旧N村から電車で通勤できるか、ダイアを調べたことがあります。
朝6時に家を出ないと始業時間に間に合いませんから都会への通勤は事実上不可能でした。
20年くらい前に高速道路のインターチェンジが新しくできたのですが、別の有料道路に直結しているので旧N村へ寄る車はほとんどありません。
それでもインターチェンジに近いということで土地の税金だけは上がりました。
地元にとってはマイナスの効果しかない訳です。
旧街道は往時の姿を多少とどめていて道沿いに松の木が何本か残っています。
ただ宿場は隣村にあったので旧N村は単なる通過地点に過ぎません。
観光とはまったく無縁なのです。
戦前は蚕産が盛んだったのですが、現在蚕産農家は1軒もありません。
山には杉が植えられていますが林業は採算がとれませんから放置されています。
これといった特産物も一つもない。
2軒ほどあった工場は潰れています。
以前は1軒も店舗がなかったのですが、10年ほど前にようやく国道沿いにコンビニができました。
これが唯一の明るい話題でしょうか。
住民は高齢化が進み地元を活気付けようとする知恵者もいないのです。
旧N村は特別な地区ではなく全国津々浦々にこういう集落があると思います。
ただ徐々に人口が減少していくのを眺めているしかしようがないのです。
具体策を示さない地方再生論議は虚しいだけですね。

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テーマ:うつ病(鬱病)、メンタルヘルス - ジャンル:心と身体

  1. 2014/12/01(月) 17:05:52|
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