うつの海漂流記

2007年9月からうつ病に。3年休職して復職しましたが回復せず、早期退職。一人暮らしをやめて実家へ。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

私にとっての仕事

早期退職によって私の仕事人生は終わってしまった訳ですが、一体私にとって仕事はなんだったのだろうかと考える時があります。
私が読んでいる新聞に週1回「天職ですか」という囲み記事が掲載されます。
記者が働いている人に「その仕事は天職ですか」と尋ねます。
天職だと答える人をあらかじめ選んであるのでしょう。
皆が皆「天職です」と答えます。
やはり技術系、職人系の人が多いですね。
私の亡くなった父親にとっても新聞の仕事は天職だったと思います。
そうでなければ72歳まで働くことはないでしょう。
私の伯父は内科医ですが85歳になってもまだ診療を続けています。
娘婿が医師なので何時辞めてもいいのですがそういう気はないんですね。
これも天職ですね。
うらやましい話です。
私はうつ病になる前は大きなプロジェクトを任され2つほどシステムを作りました。
でもヒラではそうしたことはなんら評価されません。
もう私が中心になってそのシステムを作ったことを覚えている人もいないでしょう。
若くて同僚が皆独身の時は忙しい中でもよく一緒に遊びました。
保育士の女の子たちとはずっとグループ交際をしていました。
また歳をとってからも同年代のおじさんグループで飲みにいったり旅行に行ったりしています。
いずれも楽しい思い出ですが仕事とは別の話ですよね。
35年間の仕事が給料以外に何か私にもたらしたものがあるでしょうか。
答えは否です。
社会人としての常識や礼儀作法、人間関係の作り方は学びました。
世話になった上司や同僚もいます。
でもそうしたことが私のものの考え方や生き方、世界観に影響を与えたかというとゼロなんですね。
大量に読んだ本と音楽からは多大な影響を受けました。
(ちなみに私はいわゆるビジネス書が嫌いなのでその手の本は一切読んでいません。)
本ではドストエフスキーやカフカ、斎藤茂吉といった天才たちの言葉をじかに聴くことができます。
またバッハやモーツァルトは完璧に調和した世界をこの世に出現させました。
こうしたことは出世や金儲けとはまったく無縁ですが、私は出世にも金儲けにも興味が持てないんですね。
これは持って生まれた業(カルマ)なのでどうしようもありません。
結婚しなかったのも業のせいだと思います。
こういうことは例えうつ病になっても変わりません。
もし生まれ変わったらもうサラリーマンにはなりたくないですね。
給料は高くなくてもいいですから何かこつこつと物を作る手仕事に就きたいと思います。

応援のポチをお願いします。
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ うつ病(鬱病)へ
にほんブログ村
スポンサーサイト

テーマ:鬱病 - ジャンル:心と身体

  1. 2013/07/01(月) 17:53:38|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:8
<<久しぶりの楽しい一夜 | ホーム | 高校同窓会の通知>>

コメント

天職ですか

私にとっても仕事は単なる生活費を得るための手段でしかありませんでした。
でもそう簡単に割り切ることができずに悩み、うつが酷くなり退職するハメになりました。
天職でなければ、単なる稼ぎの手段だと割り切れれば良かったんですけど、私にはそれが出来ませんでした。
まあ公務員含めてサラリーマンで天職と言えるような人は少ないでしょうね。
私は進むべき道を誤ったような気がします。
転勤しなければ良かったんですが、当時はよくわかっていませんでしたから。
後悔しても始まりませんけどね。
  1. 2013/07/01(月) 20:56:38 |
  2. URL |
  3. こおろぎ #q1cvaNjE
  4. [ 編集 ]

お久しぶりです。
ご無沙汰している間に、退職もお引っ越しもされたんですよね。
お疲れ様でした。

サラリーマンって会社の歯車のひとつでしかないっていうイメージですよね。
その関わり方が人や会社によっても変わってくるんでしょうけれど、オモダカさんにはあんまり良い環境ではなかったんでしょう。
「やりがいのある仕事」っていうのは、なかなか難しいですものね。
  1. 2013/07/02(火) 05:15:51 |
  2. URL |
  3. non #-
  4. [ 編集 ]

こおろぎ様

こおろぎさんが言われるとおり生活費を得るための手段と完全に割り切ってしまえばうつ病になることもなかったでしょう。私も割り切ろうとしたんですが上司がいい人だったりしてそうもいきませんでした。人間、自分の心といえどもコントロールするのは難しいですね。サラリーマンでも重役になるような人は天職と思っているようです。
先のことは読めませんよね。私を含め誰もが若い時は「よくわかっていない」のが普通だと思います。皆人生は後悔の連続じゃないでしょうか。
  1. 2013/07/02(火) 09:11:35 |
  2. URL |
  3. オモダカ #-
  4. [ 編集 ]

non 様

お久しぶりです。再びnonさんの声を聞くことができてとても嬉しいですね。またよろしくお願いします。
午前中のゆううつ感がどうしても治らず早期退職しました。退職したらゆううつ感は消えたのでよかったと思います。収入がなくなったので残念ですが団地は引き払い実家に身を寄せています。
バブル崩壊以降、日本は落ちる一方でしたから、仕事も経費削減、人員削減、責任増大でプレッシャーが高くなり続けました。それもうつ病の一因だったと思います。私が組織人間でなかったこともありますね。「やりがいのある仕事」生身の人間を相手にする医師、教師、保育士等はやりがいがあるように思いますがそれだけ責任も重大です。人里離れた無人島でフライデーを従えてロビンソン・クルーソーのように暮らすのが私の理想なんですがこれは無理ですよね。
  1. 2013/07/02(火) 09:29:07 |
  2. URL |
  3. オモダカ #-
  4. [ 編集 ]

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
  1. 2013/07/02(火) 11:53:50 |
  2. |
  3. #
  4. [ 編集 ]

初めてコメントします

初めてコメントします。

うつ病関係で検索していて、このブログに辿り付きました。
私は11年勤務した会社を精神的に体調を崩して今年5月に退社、まだ30代後半
ということもあり、次の仕事を探さねばならないのですが、仕事がトラウマになって再就職活動に意欲がわかず、悶々とした日々を過ごしております。

天職について、仕事が自分にとって最近重い問題なので、本当によく考えます。

世間で取り上げられる「天職」についてる人というのは、
目立った成果や取り組をしている人とか、その道を極めた職人とかだと感じます。
お金を稼ぐのための仕事という境地を超越したような。
しかし大半の人は生活のため泥臭い地道な仕事に従事いていて、
だけどそういう人達無しで世の中は成立しないと思ってます。

なので、国威発揚のように天職を繰り返すのはちょっと違和感があります。
そりゃ国民全員が天職のような気持ちで働ければすごい成果も出るし、
うつ病とかも発生しないと思いますが、現実心を病む人は多発しています。
一方、よく天職につける人なんてひと握りなんだから、仕事を選ぶな。甘えるな。
さっさと就職しろと言われますが、それもちょっと違う気がしてます。
仕事を選ぶな。甘えるな。と叩く人はだいたいレールから外れた経験の無い
人です。

自分が思うのは、全員がある程度安定的に勤労できる状態にならないかという
事です。今は天職につける人と、無職の人と2極化して極端な状態ではないかと
思います。
現代日本では、勤労しないやつは人間でないと言わんばかりに教育
で刷り込む割に、学業が終わり勤労できていない人に冷たいし、実際雇用状況も
悪化している。どうせ企業に任せても利益優先でしか動かないので、政府が手を
打つしかないと思いますが、手がなければいっそのこと、勤労教から脱会して、
働けない人生にもう少し、寛容になるべきかと思います。

とにかく国として照準をどこに定めるかという事だと思います。就業できてない人
の生存の権利をどう考えるのか。就業者だけ相手にしたいんだったら、いっその
こと憲法に定められてる「勤労の義務」とかで無職の人を罰したらいかがでしょうか。
そうなったら、無職の人は本気で政府、企業に反撃すると思います。

今の生ぬるい自己責任論みたいな風潮が、やり場のないエネルギーを自己に
向け、見えないナイフで自分を切り刻んでいる。そのエネルギがー政府、企業に
向いた方が健全かもしれません。もううつ病、無職に対する自己責任論にはうん
ざりです。

とりとめのない長文失礼致しました。
  1. 2013/07/03(水) 00:14:54 |
  2. URL |
  3. スキーキャプテン #-
  4. [ 編集 ]

スキーキャプテン様

天職についてここに書いたのはもう半ば人生が終わった私の感傷でもあります。ですからこれはあくまでも私のケースに限った話です。これから働く人は別の考えを持っても当然でしょう。日本がこのような状態になったのは派遣法が緩和されて正規雇用が減少したからですね。それまでは原則正社員ですから会社は機能集団ではなく村社会の延長である共同体でした。そこでは天職であるかどうかは別として共同体の成員としての一体感と終身雇用が保障されていました。それが労働市場の国際化によって崩れ現在に至っている訳です。「全員がある程度安定的に勤労できる状態」が望ましいのは言うまでもありません。しかしグローバル資本主義が地球全土を覆おうとしています。それによって労働自体が激しい国際競争にさらされているのは事実です。日本人は共同体の一員であることで精神的な安定を得ていましたが、それが失われて不安になりうつ病が増加したのだと思います。うつ病、無職に対する自己責任論は単なるすり替えで意味がないでしょう。ただ解決策は思い当たりませんね。雇用の安定を図れば国際競争力が低下し貿易立国の存続に黄信号が灯る。あちら立てればこちら立たずです。これは先進国共通の問題でもあります。ただ欧米にはキリスト教という精神的基盤があります。共同体としての会社が崩壊した日本にはそうしたものがないのです。
  1. 2013/07/03(水) 06:10:37 |
  2. URL |
  3. オモダカ #-
  4. [ 編集 ]

返信ありがとうございます

>オモダカ様

返信ありがとうございます。
天職について、ちょっと攻撃的な文章になり申し訳ございませんでした。

私自身仕事がうまくいかず、仕事を天職と感じている人に嫉妬している
だけだと思います。天職を繰り返すのに違和感があるとコメントしたのは、
単なる自己弁護ですね。考えというより、感情的になっているのだと思います。

今再就職で悩んでいる自分にとって、ブログのこの記事は刺さりました。
ありがとうございます。

また拝読させて頂きます。
  1. 2013/07/04(木) 11:28:12 |
  2. URL |
  3. スキーキャプテン #-
  4. [ 編集 ]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://panzershimizukengo.blog99.fc2.com/tb.php/1467-f9ec60f4
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。