うつの海漂流記

2007年9月からうつ病に。3年休職して復職しましたが回復せず、早期退職。一人暮らしをやめて実家へ。

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日本の警察小説

今、誉田哲也の「ストロベリーナイト」という警察ミステリーを読んでいます。
ストーリーはよくできていますね。
謎の設定の仕方もうまい。
ベストセラーになりドラマ化もされました。
映画にもなっています。
ただ日本の警察はこんなに内部抗争が激しいのでしょうか。
まずキャリアとノンキャリの深い溝があります。
それに加え所轄同士の争い、班同士の争いも熾烈です。
刑事は身銭をきってでも情報を入手しようとします。
また自分の手柄にするため得た情報を秘匿します。
さらに情報入手のために裏社会の人間とも繋がりを持つ。
この「ストロベリーナイト」という小説だけではありません。
ここ数年、日本のミステリー界は警察小説がブームになっています。
私も最近の日本の警察小説をけっこう読んでみました。
どの小説も大なり小なり内部抗争が描かれています。
これは日本の警察小説の特徴ですね。
アメリカ、イギリス、デンマーク、スェーデン、アイスランドの警察小説も読みました。
誰にでも人の好き嫌いはあります。
それは警官も一緒ですから個人的な対立関係の描写はあります。
しかし班同士で争うようなシーンはお目にかかれません。
日本の警察は旧日本軍と同様、厳しい階級社会として描かれています。
もちろんどこの国の警察にも同じような階級制度はあります。
しかし日本の警察小説のような階級間の厳しさはありません。
欧米では警官も一市民であり一個人なんですね。
ですから個人間の対立はあっても集団同士の対立はほとんど登場しません。
アメリカの小説ではFBIと地元警察の対立が描かれることがあります。
FBIは連邦政府に、地元警察は州政府に所属します。
まったく別の組織ですからこれはまあ理解できます。
本当に今の日本の警察小説は警察の実態を反映しているのでしょうか。
話を面白くするために誇張した表現がされてはいないんでしょうか。
以前、警察のOBの人二人と一緒に仕事をした経験があります。
二人とも柔道や剣道で体を鍛えていたので体格は立派でした。
一人は凶悪犯罪の捜査もしていて、顔は強面です。
しかし性格は特に我々と違ってはいません。
淡々と仕事をこなしていました。
違うのはヤクザを恐れないという点ぐらいですね。
仕事で警察本部の幹部の人と話をしたこともありますが、温厚で常識的な人でした。
娯楽小説として気楽に読めばいいのかもしれませんが、私の知っている警察と警察小説の警察にはギャップがあります。
組織で仕事を進める以上、そんな激しい内部抗争をしている暇はないように思うんですが。

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  1. 2014/01/18(土) 17:19:44|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

警察小説は読んだことがありませんが

ストロベリーナイトは借りて読めずに挫折しました。
ドラマと映画は観ましたが面白かったですね。
ただ皆さん出世欲と縄張り意識の塊で、へぇ〜、本庁の刑事ってこうなんだとSFの世界のように感じました。
と、3年間警察本部の交通部にいた人間が思いました。
確かに刑事と公安は特殊な組織ではありますが、刑事はそこまで……という感じですね。
引っ越しの手伝いの時などで刑事部の人たちも見ましたが、ほとんど雇い主の違う○暴でしたね。人相が悪いです。
でもそれだけですね。他に違いはありませんよ。
ただ刑事は例えば交通の警察官に比べて優遇されていますし、(交通は人気がありません)出世もしやすいです。
でも彼奴等は潰しが利きません。交通の警察官は刑事の仕事が出来ますが刑事の警察官は交通の仕事はまるで出来ません。
ちょっと勘違いした特権意識とエリート意識はあったかもしれませんね。
  1. 2014/01/19(日) 02:12:18 |
  2. URL |
  3. こおろぎ #q1cvaNjE
  4. [ 編集 ]

こおろぎ様

こおろぎさんは本当にいろんな世界に通じていますね。やはり警察本部の交通部にいた経験から言っても「ストロベリーナイト」の刑事の世界はSFのようなんですか。小説ですから誇張があるんですね。まあそれだからこそ一般の読者には受けてヒットしたのでしょう。
刑事、特に〇暴の人たちは人相が取締相手に似てくると言うのは聞きました。それは人相だけで違いはないんですね。私の知っている元刑事の人も顔はいかついものの普通の人でした。退職後は行政書士の資格を取っています。警察OBにはそうした人が多いそうです。
刑事はその仕事に特化しているので潰しがきかないのでしょう。特権意識とエリート意識はその仕事の性質上持ちやすいかもしれませんね。どこの官庁、企業にもそういう花形の部署はあります。警察だけではないかもしれません。
  1. 2014/01/19(日) 16:47:46 |
  2. URL |
  3. オモダカ #-
  4. [ 編集 ]

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