うつの海漂流記

2007年9月からうつ病に。3年休職して復職しましたが回復せず、早期退職。一人暮らしをやめて実家へ。

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失われた旅への意欲

ここ数日、雨が降ったりやんだりと湿りがちな日が続いていました。
今日は朝から晴天です。
あまり暑くもなく風があって過ごしやすいですね。
酷暑か厳寒といった季節が1年の多くを占めるようになっています。
こういう日は貴重です。
ただどこかへ出かけようという意欲は相変わらず失われたままです。
あんなに旅が好きだったのに今では時刻表を買うことすらなくなりました。
私は小学校5年生の時から時刻表のファンだったんです。
運動能力がないので外では遊ばない子供でした。
それまでも児童文学はよく読んでいました。
あの頃は一旦本を読みだすと何もかも忘れ完全に物語の中に没頭していました。
ジュール・ベルヌ全集、アーサー・ランサム少年文学全集、ケストナー少年文学全集など、本当に夢中になったものです。
特にジュール・ベルヌはSFの草分け的存在で未来への夢に溢れていました。
空中戦艦の話など少年の冒険心を大いに満足させたものです。
幼稚園児の頃から列車に乗るのは好きでした。
ある日ふと手にとった時刻表を見ると乗ったことのない列車が山のようにあるのがわかります。
1960年代後半ですから国鉄の全盛時代ですね。
現在は北海道のJRは主要路線が残っているだけで、ローカル線はほぼ全廃状態です。
あの頃は違いました。
列車に乗って北海道の沿岸をぐるっと一周することができたのです。
また夜行列車も様々な路線を山のように走っていました。
特急だけでなく急行の夜行列車も多かったですね。
東京から鹿児島へ向かう急行列車は30時間もかかったのです。
飛行機に乗るのはごく限られた金持ちだけですから、皆そういう長時間の旅をしていたんですね。
当時、東海道線の夏の列車内では今思うと不思議な物が売られていました。
冷凍みかんです。
ただ単にみかんを冷凍しただけの物ですが、当時の家庭用冷蔵庫には冷凍庫がありません。
もの珍しいのでよく買ってもらって食べたのを覚えています。
大人になってからも時刻表を見て旅のプランを立てるのは大好きでした。
旅のプランを書き連ねたノートが何冊も残されています。
時刻表の復刻版も買いました。
戦後編、昭和戦前編、明治大正編。
大部の明治大正編は定価52000円ですが惜しいとは思いませんでした。
昭和戦前編を見ると東京から下関を経て連絡船で釜山に渡り、満州を横断してシベリア国境まで鉄道で行けるのがわかります。
そこからシベリア鉄道に乗ればパリまで行くことも可能でした。
戦前にタイム・スリップして鉄道の旅をするというプランも作りましたね。
そういう楽しみもうつ病によって失われました。
うつ病になってからは市内ですら買物以外には出かけたことがありません。
バーは買物帰りに寄っているのです。
広かった世界がとても狭くなりました。
これは人間関係も一緒ですね。
かろうじてネットで世間と繋がっていますが、それがなければ完全な孤独に陥るところです。

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テーマ:うつ病(鬱病)、メンタルヘルス - ジャンル:心と身体

  1. 2014/06/08(日) 16:59:15|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:3
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コメント

無理ならいいのですが、

こんばんは。オモダカさんは本当に読書家だったんですね。私とは段違い(汗)ホラーは大好きでしたが。今日はこちらは曇天です。梅雨?と疑う程金曜は土砂降りで参りました。
オモダカさんは、代理ミュンヒハウゼン症候群てご存知でしょうか。これは母親がかかるものみたいですが、子供が親に対してする、逆バージョンもあり得るのか?私は精神科でなく内外で安定剤をもらっていて、かつ、身近で聞く事は憚れるんです。もし、可能であれば、次の診察の時にちょっと聞いて貰えませんか。もう、知人や近隣の医者には頼る勇気はないのです。その子供というのは医者です。 そういう疑いがあるのでは?と、とある掲示板で指摘されました。悩んでいます。
  1. 2014/06/08(日) 17:45:42 |
  2. URL |
  3. えふうさぎ #ABWugjTY
  4. [ 編集 ]

えふうさぎ様

代理ミュンハウゼン症候群について調べてみました。
多くは母親の演技が巧いため、この病気を発見するのは困難なようです。
代理ミュンハウゼン症候群は精神科ではなく小児科で扱っています。
私の主治医は老齢の精神科医ですので、訊いてはみますが回答のない
可能性が高いです。
なお次の診察は6月30日ですからかなり先です。
小児科医に訊くのがいいのですが、残念ながら小児科医とは接点がありません。
ネットには嫁が姑に対して行った事例が1件載っていますが、これは例外で、母親が子供に対して虐待を加えるというのが通例のようです。
南部さおり「代理ミュンハウゼン症候群」(アスキー新書)という本が参考になりそうです。
アマゾンで購入できますから読んでみてもいいかもしれません。
  1. 2014/06/09(月) 09:00:53 |
  2. URL |
  3. オモダカ #-
  4. [ 編集 ]

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このコメントは管理人のみ閲覧できます
  1. 2014/06/09(月) 15:35:10 |
  2. |
  3. #
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