うつの海漂流記

2007年9月からうつ病に。3年休職して復職しましたが回復せず、早期退職。一人暮らしをやめて実家へ。

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カンフル剤に過ぎないアベノミクス

アベノミクスによって輸出依存型の大企業の業績は確かに改善されました。
長期間低迷していた労働市場も需要が増大しています。
このためいわゆるブラック企業等が要員を募集しても必要人員を集めることが困難になっています。
それまでは労働需要が不足していたため若者たちは非自発的就業を余議なくされていたのです。
他に働き口がないためブラック企業であっても働かざるを得ませんでした。
一部のブラック企業は既に業績不振に陥っています。
消費者はバカではありませんから、こうしたブラック企業の多くは淘汰されていくのではないでしょうか。
ただアベノミクスと命名されていますが、別に安倍総理が特別な知恵を持っていた訳ではありません。
アベノミクスの中身は伝統的なケインズ経済学に基づく公共投資と大規模な金融緩和です。
安倍総理が言いだす前から多くの経済学者が考えていたことです。
それをさも自分自身が考えだしたものであるかのようにアベノミクスと名付けました。
そしてそれがマスコミによって流布されある程度の効果を上げる。
まあ政治とはそういうものなのでしょう。
彼の本当の業績は頑迷で保守的な日銀を説得し、インフレターゲットの設定を認めさせたことだけだと思います。
第3の柱と称する成長戦略はほとんど具体性のない官僚的作文に過ぎません。
成長戦略が発表された時、その凡庸な内容に株式市場は冷たく反応しました。
先日安倍総理は地方再生をうたっていましたが、抽象的な文言だけで何ら具体策は示されていませんでした。
うつ病になる前、私は列車で方々を旅していました。
有名な観光地へは行かず、ローカル線沿いの地方の小都市の駅で降りて街を歩き、昼食をとったものです。
観光ルートから外れた多くの地方の小都市の現状は悲惨の一語に尽きます。
昼食をとりに入った店はお昼時であるのにもかかわらず客は私一人ということがよくありました。
ある街の駅前通りはシャッター通りを通り越して廃墟と化していました。
放置された空き家が崩壊し誠に陰惨な雰囲気を漂わせていたのです。
住民は高齢化し観光資源もなく地場産業は国際競争にさらされて全滅といった街が全国いたるところに存在します。
地方のいいところを生かし活力を取り戻すと言っても、いいところがないから衰退している訳で本当に言葉の遊びだと思います。
ここ20年、歴代首相はデフレ対策についてことごとく無能でした。
これは自民党も民主党も一緒です。
最悪なのはデフレ不況下で新自由主義経済学に基づく郵政改革等を行った小泉政権です。
新自由主義経済学はアメリカのシカゴを中心とする経済学者たちがとなえたもので、国家は通貨の供給量を管理していればよい、それ以外に経済に介入すべきではないと主張します。
小泉元総理はこの理論に沿って郵政省を解体しましたが、日本経済はまったく上向きませんでした。
同様の失敗はアメリカのレーガン大統領、イギリスのサッチャー首相も犯しています。
過去の首相たちがあまりにも無能だったので安倍政権は一定の支持を集めることができました。
ただアベノミクスは単なるカンフル剤に過ぎず、これによって日本経済が再生する訳ではありません。
生産年齢人口の減少によって日本経済は縮小の一途をたどるでしょう。
これに打つ手は何もないというのが現実なのです。

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テーマ:うつ病(鬱病)、メンタルヘルス - ジャンル:心と身体

  1. 2014/09/09(火) 17:37:37|
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