うつの海漂流記

2007年9月からうつ病に。3年休職して復職しましたが回復せず、早期退職。一人暮らしをやめて実家へ。

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エボラ出血熱の流行が止まらない

エボラ出血熱の流行が止まりません。
アメリカでは2人目の患者が確認されました。
私は20年前にリチャード・プレストンの名著「ホット・ゾーン」を読んでエボラ出血熱のことを知り、その凄まじい病状に圧倒されました。
あるフランス人の患者の病状が克明に描写されているのですが、エボラ出血熱の詳しい症状はマスコミではまったく取り上げられていません。
この患者の病状は胃からの嘔吐で始まります。
嘔吐しているのはどす黒い塊のような血です。
現地の病院へ入院するのですが、当時はどの医師もエボラ出血熱のことは知りません。
有効な手当てを受けることができない患者の容態はどんどん悪化していきます。
医療関係者は大量出血を続ける患者をなす術もなく見守っているだけです。
やがて病状が最終段階に入ると患者の体のあらゆる粘膜から大量の血液が噴出します。
エボラ出血熱のウィルスは特に眼を好むようで眼球から多くの出血が起こります。
しかしこの出血を止める手段はまったくありません。
最後は肛門から大量の血液とともに破壊された内臓の断片が放出され患者は死に至ります。
鳥インフルエンザのように空気感染はしないとされていますが、その代り大量のウィルスを含んだ血液と体液が患者の周囲一面に飛び散る訳です。
そのため看護師を始めとする医療スタッフの防護服はひどく汚染されることになります。
防護服を脱ぐ手順は厳重に定められているのですが、あまりにも汚染状況がひどいので二次感染が起こってしまうのでしょう。
私は本でエボラ出血熱の恐ろしさを知って以来、ずっとアフリカでのエボラ出血熱のニュースに注目していました。
過去にも何回か小規模の流行が起こっているのです。
またサルもエボラ出血熱に感染します。
絶滅危惧種となっているローランド・ゴリラがエボラ出血熱で大量死しているということです。
しかし先進各国はエボラ出血熱を単なるアフリカ中部の風土病として片付け、今日まで何ら対策を講じてきませんでした。
そのツケが今まわってきている訳です。
幸い日本はまだ無事ですが、海外からは多くの渡航者が入ってきますから対岸の火事と見るのは危険です。
戦後しばらくは日本でも結核を始めとして日本脳炎、小児麻痺、ジフテリア、赤痢など多くの伝染病患者がでていました。
伝染病に対する防疫体制の整備にも力をいれていましたし、医師は常に伝染病を警戒していました。
しかし今日の医師の多くは教科書で習っただけで実際に伝染病に対処した経験はほとんど持っていないでしょう。
これは国や地方自治体の防疫担当者にも言えることです。
もし日本で実際にエボラ出血熱が発生したら、行政の防疫担当者も医療スタッフもパニックに陥る可能性があります。
ワクチンを開発中というニュースも聞いていますが、一刻も早くこのエボラ出血熱の流行が終息することを願ってやみません。

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テーマ:うつ病(鬱病)、メンタルヘルス - ジャンル:心と身体

  1. 2014/10/24(金) 17:15:59|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

話に聞くだけで恐ろしいです。

これまでに薬やワクチンが開発されてコントロール
できるようになった病気の数が多いと同時に
コントロールできない病気の数も数えきれないと思う。
そして未知のウィルスや病気が今後発生するとも思う。
生き残れるか滅びるかは自然による淘汰なので
しょうか。
隔離したのは差別だという訴えのある病気も
あるけれど、症状が激烈であれば人々が恐怖を
覚えて過去の歴史で隔離したのは仕方がなかったと
思う。
病原菌やウィルスはいったんは姿を消したように見えても
潜伏している場合もあるらしい。
戦争のように外面的にやっつけたとしても
精神的に敵意が潜んでいればいつかは復讐してくるというのが
何となく病原菌の潜伏に似ている気もする。
病気も薬で制圧したかに思えて耐性を持って倍返しで
病原菌が逆襲してくる場合があり薬が効かないとか。

菌も必死で生き残ろうとしているんですね。

患者が大量発生した地域についてはどのような措置が
とられるのでしょうか。オオコウモリを絶滅させるんでしょうか。

生き物はバランスをとって生きているので
不安定さや不完全さを生まないように共栄共存と
行きたいものですね。

  1. 2014/10/26(日) 17:04:47 |
  2. URL |
  3. medical_rod #-
  4. [ 編集 ]

medical_rod様

抗生物質の発明によって多くの伝染病が制圧されました。
特に日本ではインフルエンザ以外の伝染病の流行はありません。
エボラ出血熱で伝染病の脅威をあらためてつきつけられんです。
西アフリカの現地の情報はほとんど伝わってきません。
世界でも最貧国なので患者の隔離も容易ではないと思われます。
オオコウモリが宿主だという明確な証拠はありませんし、巣のある洞窟へ入ることも大変危険ですからなにも対策は講じていないでしょう。
そうですね、生態系の維持は大変重要です。
一度破壊された生態系を戻すのは至難の業なので大事にしたいですね。
人間に害があるからといって生態系を破壊するともっと恐ろしいしっぺ返しを受ける可能性が大です。
  1. 2014/10/27(月) 09:37:37 |
  2. URL |
  3. オモダカ #-
  4. [ 編集 ]

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