うつの海漂流記

2007年9月からうつ病に。3年休職して復職しましたが回復せず、早期退職。一人暮らしをやめて実家へ。

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アメリカの警官と日本の警官

アメリカで白人警察官による黒人への行き過ぎた暴力の行使が問題になっています。
個々のケースを見るとエアガンを持った12歳の少年を射殺するなど、我々日本人の常識からするとどうなっているのかと疑問を抱かざるを得ないようなケースがあるようです。
ただ治安状況が全然違いますから日本人の常識だけで判断するのも問題かもしれません。
12歳は極端ですが、以前読んだノンフィクッションでは14歳、15歳の黒人マフィアが登場していました。
この年齢だと殺人を犯しても刑務所ではなく少年に入り、比較的短期で出所してきます。
そしてまた殺人を犯す訳です。
殺人には日本のように刃物や鈍器ではなく銃が使用されます。
アメリカの殺人事件の発生率は日本の約6倍です。
殺人犯の検挙率は日本が96%であるのに対しアメリカは62%しかありません。
殺人を犯した人間が銃で武装して街を歩いている。
警察官は常に身の危険を感じながら職務を遂行しなくてはなりません。
絶えずストレスにさらされていますから、それが時としてあってはならない暴力を生むと思われます。
日本の場合は暴れていても制服の警官の姿を見るとそれだけで大人しくなる人間が多いでしょう。
アメリカでは日本とは比較にならないくらいコカインやヘロインといった薬物がまん延しています。
ジャンキーと呼ばれる薬物中毒者も銃器を所持しているかもしれません。
命懸けの仕事なんですね。
私はミステリーが好きで、アメリカや日本の警察小説も読んでいます。
同じ警察小説でもアメリカと日本では描かれる警官像がまったく違います。
アメリカでは警官といえども警官である前に独立した精神を持った一市民なんですね。
自分の不利益を無視して組織の論理ではなく己の心情を優先させることあります。
現実の警官がどこまで己の心情に忠実なのかはわかりませんが、そういう小説がベストセラーになっているのは事実です。
そうした警官像が広く読者に支持されている訳です。
日本の警官は骨の髄まで警官であり、一市民としての意識はほとんど持ち合わせていません。
組織の論理には忠実なのですが、さらに各セクションごとにセクショナリズムがあり、己のセクションの利益を優先させようとします。
こうした警官が登場するのは日本の警察小説だけです。
最近、北欧やドイツのミステリー界が上質の警察小説を発表し、日本語に翻訳されています。
ヨーロッパの警官はアメリカの警官よりは温和なのですが、警官である前に一市民であることに変わりはありません。
デンマークの作家ユッシ・エズラ・オールスンが「マックQ」という警察小説のシリーズを書いています。
どの作品も大変よくできていて全欧でベストセラーになっているのですが、この小説には警官の助手としてシリア人の移民が登場します。
日本で言えば中国人が警官助手を務めているようなものです。
国情の違いがよくわかって、こういう点もミステリーを読む楽しみの一つだと思います。

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テーマ:うつ病(鬱病)、メンタルヘルス - ジャンル:心と身体

  1. 2014/12/05(金) 16:52:03|
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